一般的に融点が鉄より高く、融点がプラチナ(1772°C)より高い金属を指します。タングステン(3387℃)、タンタル(2996℃)、ニオブ(2468℃)なども高融点金属に属し、超高温雰囲気でも使用できるこれらの素材はガスタービンの表面塗布剤から高速航空機の耐熱シールドまで、現在多くの産業でその重要性が高まっています。
強度、耐久性、延性
タンタルは、耐疲労性を含む優れた機械的特性を持つため、タンタルを使用した装置は、ガラスやグラファイトを使用した装置よりも優れた耐久性を発揮します。
研究用の不活性坩堝やカップを製造する場合は、タンタル薄板を使えば容易に深絞り加工することができます。
タンタルとタンタル合金は、高融点特性を有するため、熱的特性と機械的特性に優れ、容易に加工することができます。
耐食性
タンタル製品は、チタン、ジルコニウム、ステンレス鋼などの同様の用途の他の耐食性金属と比較して、長い耐用年数を提供します。
タンタルとタンタル合金は、気温250°C以上でも大気ガス(空気、酸素、窒素、水素、一酸化炭素、二酸化炭素)の腐食作用に耐性があります。
熱伝導率と高融点
タンタルは、ジェットエンジンや真空炉の熱シールドのような高温の環境下で極めて優れた強度を必要とするボルト類や取付具のようなハードウェアに一般的に使用されます。
その他の高温用途には、サセプター、抵抗加熱ヒーター、トレイ、保護管、シース熱電対、構造部品、坩堝、反射板、液体金属や蒸気用の容器などがあります。
タンタル製坩堝は、高温反応、融解、薄膜蒸着、蒸留、特殊ガラスの溶解に使用されています。
弊社では主にシート状、板状、棒状、ワイヤー状、チューブ状など、またはユーザー様向けの特殊加工に対応しております。具体的な寸法はパンフットをご覧ください。また特殊形状にも対応いたしますのでお気軽にご相談ください。
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